マネジメントゲームMG®とは

マネジメントの実践教育プログラム

マネジメントゲーム(MG:Management Game)とは?

マネジメントゲーム(MG:Management Game)は、経営層から管理職、若手・中堅社員の方々を対象としたマネジメントの実践教育プログラムです。「一人一社経営」として、経営意思決定から実行、すなわち、商品の企画・開発・販売・会計・決算というビジネスサイクルを回しながら、参加者たちと成果を競うという、経営のリアルな疑似体験を通して、楽しみながら経営者感覚(=マネジメント能力)を身につけられるというユニークな研修プログラムです。

マネジメントゲーム(MG:Management Game)の進め方

マネジメントゲームは、工業版の場合、ゲーム盤やカード、コマを使用して行う卓上ゲーム形式で、参加者一人ひとりが「社長」となって、会社を設立するところから始まります。ゲームにおいては、倉庫や工場、機械等のファシリティ調達から、製品の製造・販売、決算という企業活動を行いますが、折々で、意思決定(=判断)を要し、また予期せぬリスクが発生するなど、実際のマーケットでビジネスを展開する感覚でゲームを進めていきます。損益計算書(P/L)、貸借対照表(B/S)を作成するだけでなく、戦略会計(STRAC)による経営評価を行い、その分析結果をもとに次期のビジネスプランを立案します。このような一連のマネジメントサイクルを回しながら、間に講義と演習を組み合わせ、より深い理解と分析力の向上を目指します。企業間競争の疑似体験を通じて、企業活動の上流から下流までを経営シミュレーションゲームとして、経験し、体感し、学習することがそもそもの目的です。参加者は、擬似的な企業活動を、自身が社長となってゲームを通して遂行することで、企業活動全体の流れを俯瞰的に把握することになり、座学やOJT、自部門での業務等とは全く違う体験学習を積むことができます。

マネジメントゲーム(MG:Management Game)の歴史

第一次オイルショックが日本経済を揺るがした1970年代の前半、ベンチャー企業の草分けでもあるソニー株式会社の一角で、「マネジメントゲームMG」という名のユニークな社員教育プログラムが誕生しました。開発に携わったのは、エンジニア(技術者)と管理屋、人事屋のメンバーたち数名。目指したのは、経営に関心の薄いエンジニアにマネジメントのノウハウを、短期間で楽しく効果的に身につけさせることでした。経営を「自分事」として実感しながら、現場に直結した経営知識や計数感覚を身につけられないか、この思いに対する回答が「マネジメントゲームMG」(略称MG)でした。

運営スタイル

1.企業内実施形式
マネジメント・カレッジが、インストラクターの派遣、教材の準備をすべて行います。(備品、機材等の準備面で、一部ご負担いただく場合もあります)研修日数などニーズにお応えできるカスタマイズが可能です。

2.公開セミナー参加形式
弊社で開催している公開セミナーはお一人様のお申込みから受付しております。

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3.社内講師による実施

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